剃毛
ライトに照らされた明るいステージの上で、ほぼ全裸の女性が机に脚をのせて股を広げ、その恥ずかしい部分を凝視するかのように6人の男が取り囲んでいる。由香里は今そんな状況の中に居た。普通であれば絶対に考えられない状況。だが、仕事やお金、社会全般に関する経験の差によって、由香里はそこに身を置かざるを得ないところに追い込まれていた。
クリームをたっぷり塗った大きな刷毛が肛門をなぞった。
「・・・ッ!」
由香里はヒクンと身体を震わせ、一瞬逃げるような動きを見せる。
「ほら、動かない」
工藤がすかさず言う。そして大きく開いた割れ目に指をあてがい、さらに大きく開く。ピンク色の蕾が少し変形した。由香里は衣装掛けの棒を握り締め、汗でうなじに髪を張り付かせている。
「太いな。もう少し細い刷毛持ってきて」
工藤がそう言うと、傍にいる男がスッと離れて行った。そして今度は河合によるクリームの塗布が始まった。大き目の刷毛を股間に沿って往復させ、恥丘から会陰にかけて大量のクリームを塗って行く。由香里は刷毛の感触よりも、そこを見ず知らずの男に自由にされているという屈辱感に身体が震えた。
ゾリッ
少し硬いような感触と共に、由香里の恥毛が剃り落とされた。だが、剃り落とされたのはVライン近辺ではなく、恥丘の真中の部分だった。
(・・・!?)
由香里は反射的に下を見た。股間に手を伸ばしている河合の頭が見えた。剃るのは撮影時に見えたら困る部分だけのはずだ。真中を剃る必要はないはずだった。だが、河合の動きに迷いは見えない。ゾリッ、ゾリッという音と共に、次々と毛をそり落としてゆく。由香里は声を発するタイミングを失ってしまった。
足音がして、先程離れて行った男が細い刷毛を持って戻って来た。手に持っているのは刷毛というよりも筆と言った方がよかった。太さは3mmほどだろうか。美術で使う細い絵筆のようで、毛の質は少し硬そうだ。
工藤は渡された刷毛を見て、持ってきた男の方を見た。男は工藤が見ているのに気が付くと、ニヤリといやらしい笑みを返し、持っていた刷毛を床に置いた。工藤に渡したものと同じ細い絵筆のような刷毛が数本、由香里の足元に転がった。
工藤は指で硬さを確かめるように刷毛の先端を撫でると、大きく開かれた由香里の割れ目に向かって刷毛を進ませていった。
「ヒッ・・・!」
ビクン!と、突然由香里の身体が跳ね上がった。工藤が新たに手に入れた細くて硬い刷毛で由香里の肛門を突付いたのだ。先程の大きくて柔らかい刷毛よりもピンポイントに強い刺激を受けて、由香里の身体は反射的に反応してしまった。
「動くと危ないって言ってるでしょ」
「す・・・すみません」
由香里は泣き出しそうな顔で謝った。
別に動けないように縛られているわけではない。今出口に向かって走れば多分逃げられるだろう。だが、由香里は逃げることができなかった。元々は自分の不始末で招いた状況だ。ここで逃げようものなら、この後どうなるかわかったものではない。何よりこんな格好で外に出ることなどできるはずもなかった。
男達の異常な行為に対して、それを拒否する権利も、終わらせる権利も、やり方を変更する権利も由香里には無かった。見ず知らずの男達に恥ずかしい部分を間近で見られ、あまつさえその毛を剃られるという屈辱の中、由香里は自ら脚を開き、手を前に伸ばし、男達に都合のいい体勢のまま、OKの声が掛かるまでじっと耐えなければならないのだ。
ゾリッ、ゾリッという感触を残しながら、河合がどんどん恥毛を剃って行く。既に由香里の恥丘は隠すものもなく露出してしまっていた。
(へへ・・・たまんねぇな・・・)
河合は自らが剃り上げた由香里のそこを見て、よだれを垂らしそうになった。まだ全てを剃ったわけではないが、既に剃り終わった恥丘部分は毛質のせいもあるのか剃り跡もほとんど目立たず、天然のパイパンのようだった。アルバイトとはいえモデルである。美人であることに間違いは無い。その美人の恥毛を自分が剃っているのだ。興奮しないはずが無かった。
大陰唇をつまんで少し引っ張る。柔らかい肉が伸び、面積の広がった側面を安全カミソリで撫でるようにして毛を剃り落として行く。床までスラリと伸びた脚が小刻みに震えている。今どんな表情をしているのかと思い河合は上を見上げたが、由香里の表情を窺うことはできない。ブラに支えられた乳房とその頂点で自己主張をしている乳首が、スポットライトの光の中に見えただけだった。
再び由香里の身体がビクリと動いた。工藤が肛門を責めているのだ。傍に居る2人の男に由香里の割れ目を大きく開かせ、肛門のシワ1本1本に沿ってじっくりと刷毛を這わせている。そして時折クリームを延ばすふりをして、蕾を指で突付いた。
「や・・・やめてください」
由香里がか細い声で抵抗の意思を示した。やっとの思いで発した抗議の声だったが、工藤は無視して刷毛を動かす。
「何言ってんの、やめて困るのはキミだよ。剃らなきゃ仕事になんないんだよ?わかってる?」
毛を剃るのにシワに沿って刷毛を這わせる必要も、肛門を指で突付く必要も全くないのだが、工藤は剃ってやってるんだぞと言わんばかりだ。この仕事で自分よりもずっと経験豊富な人間にそんなふうに言われてしまうと、由香里は何も言い返すことができない。だが、見知らぬ男に肛門を好き放題弄られて我慢できるわけもない。何とか刷毛から逃れようとお尻を動かし、2人の男に逆らって割れ目を閉じようとした。
由香里は懸命に刷毛から逃れようとしたが、脚を90度に開いた状態では動ける範囲も限られている。まして、左右から2人の男に尻肉を掴まれ強引に割れ目を開かされ、前では河合が股間に安全カミソリをあてているのだ。由香里にできるのはモジモジとお尻を揺することだけだった。
わずか数センチという限られた範囲の中で懸命に刷毛から逃げようとする肛門に、工藤の嗜虐心は否応無く高まった。刷毛で肛門のシワを撫でると肛門がヒクリと窄まり、由香里がお尻に力を入れて何とか逃げようとする。だが2人の男にガッチリと尻肉を捕らえられ、僅か数センチしか動かすことができない。由香里の懸命の努力は工藤がほんの少し指を動かすだけで無になり、再び敏感な蕾をいいように嬲られてしまう。自ら脚を開いて圧倒的に不利な体勢で弱点を曝さざるを得ない由香里に、勝ち目などあるはずも無かった。
(これだから、この仕事はやめられねぇ)
工藤は逃げられない由香里の蕾を欲望の赴くままに刷毛と指で嬲った。シワをなぞるように刷毛を這わせ、入り口をくすぐる。キュッと窄まって刷毛による玩弄から身を守ろうとする蕾をさらにしつこく責める。なんとか刷毛から逃れようと、クネクネと動く尻がたまらなくいやらしかった。
「やめてください・・・さっきから全然剃ってな・・・いッ!」
余りにしつこい責めに、たまらず由香里が抗議の声をあげた。だが、工藤は由香里の抗議を無視して2人の男に割れ目を限界近くまで開かせ、抵抗空しく口を開けてしまった小穴に小指の先を差し込む。工藤は思い出したように安全カミソリを這わせた。
「何その態度?自分じゃできないっていうから剃ってあげてるんでしょ?こっちはさっさとキミんとこの社長に話してもいいんだよ?」
「・・・っ!」
由香里は言い返すことができない。工藤の言っていることは確かに正論だった。手の動きは明らかにおかしい気がしたが、絶妙なタイミングで安全カミソリを使われる。「剃っていない」と反論することはできなかった。
工藤はフンと鼻を鳴らすと、再び刷毛を縦横無尽に這わせる。「ウッ」、「クッ」と短い声をあげながら、由香里は懸命に耐えた。そんな由香里の様子をにやけた顔で見ながら、工藤は逃げ惑う蕾を刷毛と指で嬲りに嬲った。
ビクン!
突然襲ってきた新たな感覚に、由香里が全身で反応した。工藤の責めから必死に逃れようとしている間に、今度は河合が性器を嬲り始めたのである。
「も、もう剃り終わったんじゃ・・・んッ!」
河合の親指が、包皮の上からクリトリスを揉み込んだ。
「まだだよ。ちゃんと剃らなきゃ写真は使えないんだから、妥協はできないよ」
そう言って河合は剃り残しが無いかチェックするかのように大陰唇をつまみ、左右に引っ張った。ライトの光を反射してテラテラと光る中を覗き込む。
「ここ持って」
そう言って2人の男に大陰唇をつまませて左右に引っ張らせると、河合が刷毛で中を弄った。小陰唇をつまんで揉み、なぞるように刷毛を這わせる。
「そ、そんなところ、生えてません!」
由香里が真っ赤な顔で叫んだ。
「クリームが付いちゃったから、キレイにしてあげてるんだよ。いちいちうるさいよ」
河合は由香里のもっともな反論を軽くかわすと、ゴクリと唾を飲んだ。由香里のそこはあるべき毛を剃られ、全てが丸見えになっていた。子供のものとは違う、十分に成熟した性器が丸見えになっている様は、河合の中に怪しげな興奮を巻き起こした。
(へへへ・・・何かと理由をつけて、弄り放題ってわけだ)
2人の男に尻肉を掴まれていることに加え、前でも大陰唇を左右に引っ張られてしまい、由香里はいよいよ身動きが取れなくなった。そんな由香里を嘲笑うかのように工藤の刷毛が肛門を責め、そして河合の刷毛が性器を弄り始めた。
小陰唇を引っ張り出して広げ、刷毛で擦る。膣口を指で押し、尿道口を刷毛で突付く。由香里の脚がぶるぶると震えている。身体の中で最も恥ずかしく、最も敏感な器官を6人の男に嬲られながら、自らそこを曝す体勢を取り続けなければならない。そんな理不尽な立場に置かれた由香里の、心の葛藤が表れているかのようだ。
4人の男によって2つの割れ目を開かされ、逃げ場を失った由香里の下半身が前後からの責めにピクピクと痙攣する。由香里は顔を真っ赤にして眉間にシワを寄せ、はぁはぁと荒い息をしている。と、その荒い息が一瞬ピタリと止まった。河合の指が、由香里の身体の中で最も敏感な突起を剥き出しにしたのだ。
「そ・・・そこは関係なっ」
由香里の言葉は最後まで発せられることなく、突然息が詰まったかのように途切れた。
由香里の身体が伸び上がり、河合の指から何とかして逃れようする。だが、いくら脚を伸ばし踵を上げたところで、2本の指でクリトリスをつままれてはどうすることもできない。筋肉が引きつるほど伸ばされた脚をピクピクと痙攣させ、机にのせた方の足で身体を持ち上げようとするが、クリトリスをギュッと下に引っ張られ、あえなく引き下ろされる。
「んぅッ!・・・や、やめっ」
由香里の手が遂に衣装掛けを離れ、囚われた突起を解放しようと河合の手を掴もうとする。だが、華奢な2本の腕はあえなく傍に居る2人の男によって捕まえられてしまった。
「離してくださ・・・あぅッ!」
敏感な突起を弄ばれ、どうしても身体が反応してしまう。
「大人しくしてくれる?動くと危ないって言わなかったっけ?」
河合は落ち着き払って言うと、突起をつまむ指に力を込めた。由香里は下半身に力を込め机から足を下ろそうとするが、後ろの男にガッチリと押さえ込まれてしまう。河合は由香里の儚い抵抗を楽しみながら、剥き出しにされた小さな肉芽を刷毛で撫でまわした。
「くうッ!」
机がガタンと音を立てた。由香里の全身に力が入り、腰を動かして何とか逃れようとする。だが4人の男の力に由香里1人がかなうわけもなかった。
結局由香里はその後15分以上に渡って敏感な部分を責め続けられた。その間由香里にできたのは、決して聞き入れられることのない抗議を息を詰まらせながら必死に繰り返すことと、羞恥に顔を歪めながら押さえ込まれた下半身をピクピクと痙攣させることだけだった。