小説
- 学校代表の憂鬱
- 後藤由紀はS学園中等部2年生。校医から精密検査の対象に選ばれたことを知らされ、学校の代表に選ばれたというドキドキ感と使命感を胸に病院へ行く由紀だったが・・・。(再公開:メールを下さった方々、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。)
- ひなさき様
- 年に一度お寺の離れを掃除する儀式を村のみんなは「ひなさき様」って呼んでた。ひなさき様に選ばれた子供は、みんな裸で儀式に参加しなきゃいけなかった。村で過ごす最後の夏、あの時のひなさき様は、僕にとってとても思い出深いものになったんだ。
- モデルのお仕事
- 高嶋由香里はS大学在学中の20歳。学業のかたわらモデルのアルバイトをしていた。前期のテストも終わり、後は夏休みを待つだけという時に、新体操経験者という条件のかわりに給料は高いという願ってもない仕事を紹介されるが・・・。
- 転校先の学校で
- 経済的な理由で名門T中学に転校した僕だったが、偶然にも同じ学年の南さんもT中学に転校してきた。今年から男女共学になり、制度変更の過渡期にあったT中学。クラスで唯一の女子である南さんにとって、辛い日々が始まった。
- 変心
- 中学の時、体験入学で1週間だけ村にやって来た石田恵梨奈ちゃん。医療助手として彼女の裸を目の当たりにした僕は───あの夏、東京からやって来た彼女が、僕の人生を変えたと言っても過言ではないだろう。
2008.09.21 完結
- 就職氷河期の子羊たち
- 鈴原真理はS短期大学2年生。来年大学を卒業し、就職予定だ。だが数年来の不況もあり、なかなか内定がもらえない。そんな中、某大手下着メーカーの役員面接の通知が届いた。
2007.07.12 完結
- 伝染病
- 田中真奈美はS大学付属第一高校に通う18歳。ある日、ウイルス感染の疑いから検査を受けるように言われる。検査を受けにきた真奈美に、治療と感染拡大防止の名目で医師と看護師による「検査」と「投薬」が行なわれた。
2007.05.02 完結