不浄の解放

掃除が終わると、ひなさき様の最後のイベントともいうべき「不浄の解放」が始まる。要はお風呂なんだけど、男子は何もしなくてよかった。女子がお風呂を沸かして男子の身体を洗ってくれる。男子に引き受けてもらった不浄を解放し、再度女子が引き受けるっていう意味があるんだそうだ。

僕らは昼間に脱いだ服を持って風呂場に向かった。既に女子の姿はない。お風呂を沸かして、男子が来るのを待っているはずだ。僕らは住職さんに連れられて、暗い廊下を歩いて行った。

廊下の突き当たりを曲がると、明りの漏れている部屋があった。暗いところを歩いてきたから、中に入ると少し眩しかった。6畳くらいの広さの室内には四角い棚があって、女子のバッグなんかが入っていた。いわゆる脱衣所という奴だ。でも、ここに来る前から裸だった僕らにとっては、ただの荷物置き場でしかなかった。

脱衣所の奥に大きな擦りガラスの戸があって、その向こうが浴室になってるはずだった。お寺っていうと凄く古臭くて、昔ながらの日本の暮らしっていうイメージがあったから、ガラス窓やアルミサッシなんかがあるのは何だか不思議な感じがした。

黒い着物を着たまま住職さんが擦りガラスの戸を開けた。カラカラと音を立てて開いた戸の向こうに、お寺には似合わない広めの浴室があった。村を出てから銭湯に行ったことがあるけど、洗い場は銭湯と同じくらい広かった。その広い洗い場に女子が裸で整列していた。湯船にお湯は張られていたけど、そんなに湯気は出ていなくて、浴室内の視界は良かった。

僕らは擦りガラスの戸の傍にある木製の腰掛けを手にとって、それぞれが湯船近くの適当な場所に座った。すると女子が手に石鹸と桶を持って、不浄を引き受けてくれた男子のところにそれぞれやってくる。ちなみにこの石鹸は特別で、肌への刺激がほとんどない天然成分で出来た石鹸らしかった。お尻とか女子のあそこを洗う時に、普通の石鹸だと痒くなったりすることがあるって話だった。

七瀬姉妹がやって来て、2人並んで僕の前に立った。さっきまで散々弄られた身体なのに、石鹸を持った手で胸を隠し、桶であそこを隠しているのが余計にエッチな感じがした。改めて美人姉妹の裸を目の前にして、当然だけど僕の息子は大きくなっていた。

「本日は、私どもの不浄をお引き受けいただきありがとうございました。恐れながら、これより不浄の解放をお手伝いさせていただきます」

石鹸と桶を置いてから、2人はそう言って僕に深々と礼をした。2人とも髪が濡れないように白い布でまとめている。そのせいで、真っ白なうなじが見えていた。

2人は石鹸を手にとって、手で泡立て始めた。あんまり泡立たなかったけど、まず麻美が僕の身体に手を触れた。肩から背中に沿って、麻美の手が優しく撫でるように動く。男子が引き受けた不浄は、女子がその身体を使って男子の身体を清めることで解放されるんだ。僕は何ともいえない優越感に浸りながら、麻美の手の動きを感じていた。

絵美ちゃんも恐る恐るというように、僕の腕に触れてきた。脚をぴったり閉じて、二の腕で胸を隠すようにして両手で僕の腕を洗ってくれた。その手つきがあんまりぎこちなくて、二の腕を洗われた時にくすぐったくて笑ってしまった。

やっぱり麻美の方が洗うペースが速い。背中を洗った後、もう一方の腕を洗って、それから脚を洗ってくれた。けれど付け根の方は洗ってくれなくて、首から鎖骨の辺りに移動した。麻美も絵美ちゃんも、身体や髪を洗ってくれたけど、できるだけ腰の辺りを避けるようにしていた。自分達の身体を弄られるのもそうだけど、男子の身体を触るのにも抵抗というか恥じらいがあったんだと思う。

男子の腰周りを避けていたのは何も七瀬姉妹だけじゃなかった。やっぱりどの女子も、男子の身体の、特にその部分に触れるのには抵抗があったんだろう。だけど、いつまでもそうしているわけにはいかない。住職さんが黒い着物を着たまま、入り口の所で目を光らせている。そして、たまに傍にやって来たかと思うと、ちゃんと洗って差し上げなさいと女子に忠告していく。そこまで言われて洗わなかったら、お尻叩きの刑ってことになる。

麻美は4回目のひなさき様だけど、慣れてるっていう感じは全くなかった。僕の正面に跪くと、顔をそむけるようにしておずおずと手を出した。麻美の手が息子に触れた瞬間、大きくなっていた息子が反射的にピンッて起ち上がった。麻美はビクッてして手を離したけど、またおずおずと手を出して僕の息子を指先で持った。そしてそのままぎゅっと目を閉じて、僕の息子を見ないようにしながら少しずつ手を動かし始めた。

麻美の指は少し冷たくて、女の子らしく凄く繊細だった。その力は男子には考えられないほど弱々しくて、擦るというより撫でるという表現の方が合っていたと思う。目の前に見える麻美の恥らうような表情と、女性らしさと幼さが同居した身体。そんな中で感じる自分でするのとは違う焦らされるような刺激に、僕の息子ははじけそうになった。

「ちゃんと剥いて洗って差し上げなさい」

いつの間にか傍に立っていた住職さんが言った。僕のあそこはまだ完全には剥けてなくて、先っぽの3分の1位は皮を被っていた。麻美は住職さんを見て、自分が言われたことに気付くと、目を逸らしたまま竿の中ほどをつまんだ。こう顔を背けられると、なんだか汚いものとして扱われているようで、僕は少しムッとした。

「うああっ!」

突如、麻美が大きな声をあげた。

「ちゃんと洗って差し上げなさい」

住職さんは麻美のお尻のお穴に入っていたおはせ様を動かしたんだ。女子は男子に不浄を引き受けていただいた立場だから、不浄の開放の時も感謝の気持ちを忘れちゃいけない。あんまり酷い時はお尻叩きの刑だけど、こうやっておはせ様を抜き差しして感謝の気持ちを試されることもある。

男子の不浄を解放している間におはせ様を抜き差しされても、感謝の気持ちがあるなら男子に危害を加えることはないはずってわけだ。危害を加えるっていうと物騒だけど、要は爪を立てたり力を入れて握ったりするのはダメってことだ。だからおはせ様を抜き差しされても、女子はじっとこらえて優しく男子の身体を洗ってあげなきゃいけないんだ。

麻美は、まだ少し顔を背けるようにして僕の息子を見ていた。けれど、その視線はすぐに下を向いた。麻美は片膝を立てて僕の前に座っていたけど、回り込むようにして住職さんの手が伸びている。オシッコのお穴に入っているおはせ様をつままれたに違いなかった。麻美は震える手で僕の息子を剥くと、ゆっくりと手を動かした。けど、その動きはすぐに中断した。

「んうッ!」

麻美がぎゅっと目を閉じて下を向く。それでも何とか僕の息子から手を離さずにいた。下を向いた麻美のうなじの脇から、ゆっくりと動く住職さんの手が見えた。麻美のオシッコのお穴に、おはせ様が抜き差しされていた。

「七瀬絵美さん。あなたもちゃんと洗って差し上げなさい」

住職さんに責められる麻美を見て固まっていた絵美ちゃんは、ハッとして僕の横に跪いた。そして麻美と同じように、僕の息子から顔を背けるようにして手を伸ばす。絵美ちゃんのちっちゃな手は、竿ではなく袋に触れた。絵美ちゃんはビクッとしたけど、俯いたまま少しずつ手を動かし始めた。太腿や腕に感じる絵美ちゃんのおっぱいの感触が気持ちよかった。そんな絵美ちゃんを見て、住職さんが近寄って来た。

「あうッ!」

衣擦れの音に目を開けた絵美ちゃんが、すぐ傍に居る住職さんに気付いて目を丸くした瞬間だった。住職さんは素早く絵美ちゃんのあそこに手を伸ばすと、オシッコのお穴に刺さっているおはせ様を抜き差ししたんだ。

「あッあくッ・・・!やめ・・・ッ!」

絵美ちゃんは僕の袋に手を添えたまま、腰をビクッ、ビクッて動かした。目をぎゅっとつぶって下を向き、耳まで真っ赤に火照っていた。髪を上げたことで丸見えになったうなじに、じっとりと汗が浮かんでいる。なんとか腰を逃がしたかったんだろうけど、住職さんがもう一方の手でお尻のお穴に刺さっているおはせ様を握っていたから、どうすることもできなかったんだと思う。

「ほら、手を止めないでちゃんと洗って差し上げなさい」

絵美ちゃんは2つの恥ずかしいお穴を責められながら、それに耐えるだけじゃなくて、同時に僕の袋を優しく洗うことを求められた。けれど、そんな状態でちゃんとできるわけもない。絵美ちゃんの手は度々止まり、その度に住職さんに注意された。初めてのひなさき様でそんなことをされて、絵美ちゃんの目から涙がこぼれた。

何度も息を詰まらせて僕の袋を洗う絵美ちゃんの指が、不意に僕のお尻の穴に触れた。確かにそこも洗う必要はあったけど、突然だったから僕はびっくりした。でも、絵美ちゃんのちっちゃな手に弱々しく僕のお穴をくすぐられて、思わず声が出そうになった。

絵美ちゃんに袋とお穴をくすぐられ、麻美に竿を擦られ、住職さんに責められる絵美ちゃんを見ながら、僕はついに発射してしまった。白いというより、どちらかというと少し黄色がかった粘着質の液体が、麻美の綺麗な顔にかかった。

「あ・・・ありがとうございます・・・」

麻美はそう言って、顔についた液体を拭った。

住職さんは他の女子のところにも行って、何度もおはせ様を抜き差ししていた。けれど、すぐに戻ってきて麻美と絵美ちゃんのおはせ様を抜き差しした。ちゃんと計ったわけじゃないけど、麻美と絵美ちゃんに半分くらいの時間を掛けていた気がする。

そうして身体を綺麗にしてから女子に背中を流してもらって、僕らは脱衣所に行った。女子はこの後自分たちの身体を洗ってからお風呂の後始末をしなきゃいけない。その間に住職さんがおはせ様を集めて回るんだけど、脱衣所で様子を窺っていた僕らのところに何度もこらえきれなくなった女子の悲鳴が聞こえてきた。住職さんは、おはせ様を簡単には抜かなかったんだ。最後まで浴室に響いていたのは、やっぱり七瀬姉妹の声だった。

男子にとっては至れり尽くせりの一日も、もう間も無く終わろうとしていた。