感覚検査6

「前回は脚がつったそうね・・・何か問題があるかもしれないから、状況を再現してみましょうか」

そう言って玲子は、ワゴンからピンセットを手に取る。内視鏡の動作をオートにセットすると、未だ包皮に覆われている小突起に狙いを定めた。玲子の意図に気付いたのか、須賀と結城が手を止めた。結城に背中を小突かれて、佐々木も乳首から手を離す。

玲子はゆっくりとピンセットの先端を由紀の股間に近付ける。と、須賀が唇の端に邪悪な笑みを浮かべて見ているのに気が付いた。ちらりと目線を送ってから視線を小突起に戻すと、包皮を摘んで一気に剥き上げた。

「あいぃっ!」

検査の様子を見る余裕など由紀にはなく、内視鏡がオートで動いていることなど知る由も無い。懸命に内視鏡の動きに意識を集中していた由紀を、不意に新たな刺激が襲った。痛みに声を漏らす由紀の脳裏に、前回の検査の記憶がよぎった。

(ああっ・・・クリトリスの皮を剥かれたんだわ・・・)

そう考えると、恥ずかしさで顔から火が出そうになる。直後、剥き上げられた包皮がさらに引っ張られた。

「痛ッ!」

玲子は、剥き上げたクリトリス包皮を摘んだまま、ピンセットをさらに上に持ち上げたのだ。懸命に腰を浮かせようとした由紀だったが、限界まで広げられた股関節がそれを拒絶する。

「クゥッ!」

可愛らしい顔が苦悶に歪んだ。敏感な突起を守るために存在する柔皮を無機質な医療器具で摘まれ剥かれたうえに、無理矢理引っ張り伸ばされる。四肢を拘束された由紀にそれを拒絶する術は無い。恥ずかしい痛みをその身に受け続ける以外に出来ることは無いのだ。

玲子は、由紀の表情を眺めながら面白そうにピンセットを上下左右に動かした。由紀の柔らかな陰核包皮は、その度に伸ばされ広げられ、無理な変形を強いられる。

抵抗する手段を持たない由紀は、玲子がピンセットに加える僅かな力加減でいいように操られた。包皮を限界まで引っ張り上げられ、息を詰めて痛みに耐える。力が緩められると脱力したように息を吐く。再び酸素を体内に取り入れようと息を吸った瞬間に力一杯包皮を引き伸ばされ、口をパクパクさせて声にならない叫びを上げる。玲子が満足するまで、由紀は恥辱に歪む表情と汗を滲ませて震える幼い肢体を余すことなく記録に残された。

「再現性は無しね・・・それとも他に要因があるのかしら」

玲子はわざとらしく首を捻った。

「内視鏡の向きを全然答えていなかったみたいだけど、それじゃ検査にならないわよ。ちゃんと答えなさい」

敏感な突起を覆う柔皮をこれでもかと責め立てていたにも関わらず、玲子は非情に言い放った。由紀は何も言えない。口を開けば全て嗚咽になってしまいそうだった。だが、返事をしなければ、玲子の責めはさらに激しくなるだろう。由紀は、無言でコクリと頷いた。

「まあいいわ。これからはちゃんと答えなさい。続けるわよ」

そう言って玲子は検査を再開した。佐々木は手に持ったビデオカメラで由紀の表情を撮り、須賀と結城は、玲子の一挙手一投足を見守っている。ぎゅっと目を閉じていた由紀は、恐る恐る薄目で検査の様子を見た。正面に玲子の顔が見える。その目はギラギラしていて、由紀は背筋に寒気が走るのを感じた。視線を逸らすように下を見ると、玲子の左手からピンセットが股間に伸びている。由紀は玲子が右手を使っていないことに不自然さを感じた。

その時、玲子の右手がワゴンから新たな器具を取るのが目に入った。由紀は思わず目を見開いて、それが何なのか見極めようとした。

「コッヘルですか?」

須賀の声が聞こえた。玲子が無言で頷く。コッヘルと呼ばれたその金属製の医療器具は、ハサミのような形をしていた。玲子が手を大きく開くと、コッヘルも大きくその口を開けた。ハサミの刃にあたる部分は数ミリの幅があり、ギザギザの凹凸が付いている。それが目に入った瞬間、由紀は玲子が何をするつもりなのか悟った。反射的に腰を引こうとするが、限界まで広げられたうえに腰の後ろに枕まで入れられては、ピクリとも動かすことはできない。

「いや・・・やめ・・・」

由紀は、玲子を見て小さく首を振る。言っても無駄だとわかっていても、言わずにはいられなかった。だが、玲子は逆に嗜虐的な笑みを浮かべると、コッヘルの先端を由紀の股間に近付けてきた。

「ふふ・・・いやでもやらなきゃ検査は終わらないわよ」

ドイツの外科医が発明した手術器具は、玲子の手によって悪魔の責め具となり、剥き出しにされた由紀の敏感な小突起を挟み込んだ。

「ひぎぃーーーっ!」

由紀のクリトリスを痛みが襲った。四肢を拘束され、小陰唇を広げられ、そして包皮を剥かれている。由紀は、敏感な突起を守るために自分の身体に備わっている機能を全て奪われていた。そのうえで、剥き出しになったそこをギザギザの歯を持つ鉗子で挟まれたのだ。身体の自由を奪われ、もがくことすらままならない由紀は、苦痛の声を漏らし、上体をくねらせ、首を振りたくった。

「あいッ!ひぃッ・・・!アアアーーーッ!」

玲子は、コッヘルを巧みに操り由紀のクリトリスを刺激する。表面の歯で突起を擦り、先端に付いた鉤を食い込ませる。少し幅を広めに持ち、素早く振って左右の歯で交互に突起を弾く。そうかと思うと、ガッチリと突起を固定し強く挟む。グリッと捻る。放す───。

上下左右に動き回って自在に包皮を責め、柔皮の変形を強いるピンセット。敏感な突起を挟み、弾き、擦り、14歳少女の未熟な性感帯を弄ぶコッヘル。残忍な女医の手によって自在に操られた医療器具は、幼い由紀の小突起をこれでもかと言うほど嬲った。

佐々木は、ビデオカメラのレンズ越しに由紀の表情を撮り続ける。時折レンズから目を離し、今何が行われているのか確認する。14歳の美少女が、全裸で内診台に拘束され秘所を責められている。膣内に内視鏡を突っ込まれ、陰核包皮を剥かれてコッヘルで挟み潰される。これが正当な検査でないことは、既に判りきっていた。だが、それを正そうとする者はここには居ない。佐々木もはちきれんばかりに股間を膨らませ、呼吸を荒げて検査の様子を見守った。

結城は、一見落ち着いた素振りを見せていたが、白衣のポケットに突っ込んだ手で肉棒を握り、責め苦を受ける美少女を見つめていた。幼さを残す顔に、透き通るような白い肌。第二次性徴を迎え、女性らしさと子供らしさが同居する肢体。その極上の素材が、目の前で恥ずかしい場所を責められ恥辱に悶えているのだ。今すぐその身体に襲い掛かり、めちゃくちゃにしてしまいたい。湧き上がる衝動を何とか我慢しつつ、検査という名の嗜虐劇を鑑賞した。

「内視鏡の向きを答えなさい」

両手で器用に医療器具を操りながら、玲子が言った。だが、由紀にその声は届かない。由紀の耳には自らの呼吸音が鳴り響き、クリトリスとその包皮を襲う強烈な刺激以外を知覚するのは困難な状況だった。自分の声に反応を示さず必死に悶える由紀を見て、玲子はクスッと笑った。

「須賀さん、結城君、肛門と尿道への刺激を再開して」

須賀は落ち着いた様子で肛門に挿し込まれた綿棒の端を持つと、勢いよく出し入れし始めた。検査を夢中で眺めていた結城は、ハッとした表情を見せた後、慌ててカテーテルを抜き差しし始めた。

「やぁッ!やめっ」

敏感な器官を3箇所同時に責められ、由紀が懸命に声をあげる。だが、それが合図であったかのように、須賀と結城の手の動きが速くなる。玲子の左手がクイッと動き、柔皮をクルリとピンセットに巻き付けた。さらにコッヘルが、その歯を突起に食い込ませる。

「わぅッ、ひいぃっ!ああああーーーッ!」

叫び声をあげた後、由紀はがっくりとうなだれた。それを見て玲子と須賀は手を止めた。恥ずかしさと屈辱で極限に達した精神状態から気を失ったか、あるいはイッたか。ほぼ間違いなく前者だろうと玲子は思った。

ふと気付くと、興奮を押さえ切れなくなったのか、結城がまだカテーテルを抜き差ししていた。血走った目で由紀の股間を見つめ、マスクを通して荒い呼吸音が聞こえる。須賀を見ると、手の平を上に向けてあきれたように笑っている。

「ほら、いい加減にしなさい」

パシッと後頭部を平手で叩くと、結城が我に返って手を止めた。その時、トトト・・・という音が室内に響いた。カテーテルの先端から流れ出た黄色い液体が、金属製の汚物受けに落ちている。勢い余って結城がカテーテルを膀胱に到達させてしまったのだ。

しぶきが白衣にかからないように立ち上がると、玲子は眉を上げて鼻で笑った。しょうがないわねとでも言うように結城の尻をポンと叩くと、カテーテルから滴り落ちる液体に目を落とす。

音を立てて金属皿に落ちる液体は、外見だけでなく内面も美しい由紀を象徴するかのように、黄金色に輝いていた。