威圧

剥き出しのお尻を写真に収められた後、由紀は回れ右を命じられた。今度は壁を背にして玲子の方を向くことになる。ポッコリと飛び出すように膨らんだ幼さを残す胸が、カメラの前に曝される。純白のショーツが、恥丘のふくらみに引っかかっているかのように、かろうじて由紀の幼い割れ目を隠していた。

何度も焚かれたフラッシュの光で写真を撮られたことはわかっていたが、実際にカメラのレンズを自分に向ける女たちの姿を見て、由紀は思わず胸を隠した。

「何してるの?気を付けって言ったでしょう」

「ひぅ・・・」

玲子の容赦のない追及に、由紀はおずおずと腕を下ろした。間髪を入れずに、結城が由紀のショーツに指を掛け、スリットをなぞるように指を下ろした。

(またっ・・・!)

わざと由紀の恥ずかしい部分をなぞっているとしか思えない。しかし、由紀は文句を言うことなどできず、きゅっと手を握って耐えるしかなかった。下ろされたショーツに掛けられた指は、既に由紀のスリットには触れていなかったが、その目は間違いなくそこを凝視していた。由紀の幼い恥裂は完全に露出し、ショーツは膝の少し上まで下げられていた。

シャッターの音とともにフラッシュがひらめく。玲子もカメラらしきものを構えているが、フラッシュは焚かれていなかった。由紀は俯いて、少しでも顔が映らないようにしながら、じっと恥ずかしさに耐える。だが、玲子はどこまでも容赦が無かった。

「顔を上げなさい!骨格が歪んで写っちゃうでしょう!」

その後、パンティと靴下も完全に脱がされ一糸まとわぬ姿にされてから、刑務所に収監される囚人のように前後左右に身体の向きを変えられ、何枚もの写真を撮られた。その間、由紀には何の自由も与えられず、当然、恥ずかしい部分を隠すこともできなかった。

「ちょっと待って」

玲子の声がした。カメラを持っていた手を下ろすと、壁を左側にして立っている由紀の傍にやって来る。顎に手をあてて、ふーん、と唸るように言ってから、玲子は由紀のすぐ傍にしゃがみ込んだ。何かされるのではないかと、由紀の顔に怯えの表情が浮かぶ。

「少し膨らみが大きいわねぇ・・・」

玲子はそう言うと、右手をピンと開いて由紀の恥丘のふくらみをゆっくりと撫でた。

(・・・ッ!)

女医の冷たい手で恥ずかしいふくらみを撫でられ、由紀がビクリと腰を引いた。

「動かない」

玲子は間髪を入れずに言うと、由紀の横顔を睨みつける。と同時に左手を由紀の双丘に回し、尻たぶを掴んで由紀の腰を前に出させた。バランスを崩して一歩前に着いた由紀の右足を、玲子の手がピシャリと叩いた。由紀は一瞬痛みに顔をしかめたが、何も言えずに気を付けをした。

尻たぶを掴んだまま由紀を真っ直ぐに立たせると、玲子は由紀の恥丘を思う存分弄り始めた。ふくらみを撫で、頂点からスリットへの傾斜を確かめるように指を這わせたかと思うと、今度は逆にスリットから頂点に向かってピッ、ピッと弾くように指を動かす。状態を確かめるように真横からふくらみを凝視し、指を立てて両側から挟み込む。周囲の柔らかな肉が集まり、由紀の恥丘がモッコリと丸くなった。薄い笑いを浮かべた玲子が指を離すと、不当な拘束から解放されたことを喜ぶように、柔肉がプルンと揺れた。

「カメラを貸して」

須賀からカメラを受け取った玲子が、真横から由紀の恥丘のふくらみを接写する。恥ずかしさにきゅっと握り締められた由紀の手をパシリと叩いて、力を抜きなさいと玲子が言った。

「あら?」

突然、何かに気付いたように玲子が声をあげた。由紀の腰に手をあてて、ぐっと回転させて壁の方を向かせる。口で説明されることなく力ずくで向きを変えられ、由紀がよろめく。何をされるのか考える間も無く、女医の両手が双丘の谷間を大きく開いた。

「ああ・・・っ!」

由紀が掠れたような声をあげた。検査という名目で、最も恥ずかしい場所のひとつであるお尻の割れ目を大きく開かれる。どんなに恥ずかしくても抵抗はできない。検査の邪魔をすることは許されないのだ。誰一人として味方の居ない閉鎖された空間の中で、恥ずかしい部分を他人の前に曝し、いいように嬲られる。あまりの惨めさに、14歳の由紀の心は折れそうになる。

「少しかぶれてるわね・・・両手を壁につきなさい」

大きく開かれた割れ目を凝視して玲子が言った。両手で割れ目を開いたまま、器用に指で奥をなぞる。

「あら、お尻の穴にウンチが付いてるわよ。気をつけなさい。ちゃんと拭かないからかぶれるのよ」

玲子が馬鹿にするように言った。あからさまに恥ずかしい穴の様子を指摘され、由紀はぎゅっと目を閉じた。

「須賀さん、肛門の写真を撮って。佐々木君、ビデオも撮って」

「はい」

2人の返事が同時に聞こえた。由紀はビデオという単語を聞いて、心の底から恐怖を感じた。この検査の様子を映像に残される。そう考えただけで死にそうなくらい恥ずかしい。何の説明も無いまま裸にされ、写真を撮られ、そしてビデオを撮られる。大人の医者に高圧的な態度を取られ、中学2年生の由紀は質問もすることができない。ただ恥ずかしさにおののき、甘んじて検査を受け入れることしかできない状況に泣き出したくなる。

パチンという音がして、由紀は我に返った。それがゴム手袋を嵌めた音だということは、由紀にはわからない。直後、肛門に何かが触れた。

ズニュッ・・・ズププ

「いっ・・・!いいぃッ!」

歯を食いしばった状態で、由紀が声を漏らす。玲子がゴム手袋を嵌めた指を、由紀の皺穴に突き立てたのだ。敏感な感覚器官でもあるアヌスを乱暴にえぐられ、由紀の整った顔が歪んだ。

「ウッ・・・!あぅぅ・・・」

玲子の指は、根元まで侵入した後、グリッ、グリッと回転した。ギュウギュウと締め付ける皺穴の、内部の様子を探るように指が蠢く。

佐々木はビデオカメラのレンズ越しに検査の様子を眺めながら、白衣の奥にあるズボンの股間をはちきれんばかりに膨らませていた。S大学医学部の学生である彼は、結城とともに玲子に誘われて実習にやってきた。女子中学生の精密検査をするからと言われた時には、訝しげな表情で玲子の顔を見ていた2人だったが、玲子と須賀にそれぞれの股間を掴まれ、精密検査の詳細を教えられると、湧き上がってくる邪悪な誘惑にその身を任せてしまったのだ。

玲子が何故自分を誘ったのかはわからない。だが、今となってはそんなことはどうでも良かった。目の前で辱めを受けている女子中学生は、間違いなく美少女と言っていい。全裸にされて恥ずかしさにおののく14歳の少女を嬲りものにする経験など、他の学生には出来ないことだろう。検査が始まる前には多少の迷いもあったが、今は目の前で繰り広げられるショーに夢中になっている自分が居た。血走った目で少女の裸体を凝視する結城も、その気持ちは同じはずだ。

カメラのレンズ越しに見える由紀の肛門は綺麗で、便など付着していない。もちろんかぶれなどもなく、美少女のアヌスの可憐さに、佐々木は思わず見とれてしまっていた。同時に、その可憐な排泄器官をいかにも汚いかのように貶す玲子の様子に、佐々木はこの検査の意味を理解し始めていた。

「中も少しかぶれてるわね・・・後で注射をしましょう」

玲子は小さな声でそう言うと、ズルリと指を引き抜いた。由紀の口から大きな吐息が漏れる。ポッカリと口を開けた小穴の奥は暗く、底が見えない。底なしの井戸のようなその外貌は、幼い美少女には似つかわしくない感じがした。

ふと顔を上げた佐々木と結城の目が合う。体中の筋肉が硬直したように固まった後、2人の顔に、マスク越しにもそれとわかるいやらしい笑みが浮かんだ。