レントゲン4

「今度は今までの撮影とはちょっと違いますからね」

萩原の言葉に由紀は不安になった。今までなら押し付けた後はとりあえずその姿勢を維持しておけば終わりだった。何かその他にもやらされるのだろうかと思ったのだ。

「はい、いきますよ~」

特に何も言われることなく撮影は開始された。由紀は少しほっとする。だが、次の瞬間思わず声を出してしまった。

「ひうッ!」

何と股間を押し付けている金属球が動いたのである。正確には、金属球は非常に細かく振動していた。由紀はびっくりして思わず金属球を放してしまう。

「ダメですよ、じっとして」

「す、すみません・・・で、でも・・・今動いて・・・」

「動きますよ。この装置は振動波の伝わりを撮影しますからね」

(ああ、なるほど・・・あれはローターだったのか・・・)

柴田は金属棒の正体がやっとわかった。金属球はローターで、金属棒は中が空洞なのだろう。ローターを金属棒に固定してコードを中に通し、スイッチは上の装置部分に固定してあるのだ。もしかするとあのローターも、外側の金属部分は別のものから拝借したのかもしれない。

「ほらもう一回。この装置は振動波の伝わりを撮影するんですから、離したら撮影できませんよ」

そう言って萩原が無茶な注文を出す。女性の身体の中で最も敏感な部分を、自ら振動する小球に密着させろというのだ。由紀はまだ性的な快感というものを意識したことはなかったが、そこが非常に鋭敏な器官であることは知っていた。

「あ、あの・・・この撮影も絶対やらなくちゃダメですか・・・?」

「うーん・・・この撮影というより、今日の検査全部が必要なことなんですよ」

「由紀ちゃん、恥ずかしいかもしれないけどあんまり先生を困らせないでね」

検査を止めてくれないことはわかっていた。だが、言わずには居られなかったのだ。

「あ、あの・・・」

「なんですか?」

だが、由紀はそれ以上を言葉を発することができない。検査を先延ばしにしたいがために、思わず萩原に声を掛けたに過ぎないのだから当然だった。

「何でもありません・・・」

それしか言えなかった。

「はい、じゃあもう一度」

由紀の努力も空しく、再び検査は開始された。股間突き上げダンスを披露した後に萩原の股間を顔に擦り付けられ、柴田に腰を抱えられるようにして金属球をめり込まされる。由紀がくぐもった悲鳴をあげたところで、再び萩原が装置の傍に移動した。

「うん、今度は位置もいいようです・・・いきますよ」

ヴィイイィ・・・。そんな音がレントゲン室に響いたと思った途端、再び由紀が股間を引っ込めてしまった。由紀の身体はくたっと診察台に落ち、ブリッジからただの仰向けになった。

「後藤さん・・・」

「す、すみません」

由紀は小さくなって謝った。一瞬の沈黙の後、萩原が「ふう」と溜息をつく。

「しょうがないですね。これを使いましょう」

そう言って萩原は、撮影台の下から高さ30cm程もある台形をした木製の箱のようなものを取り出した。

「腰の下につっかえを入れますからね。自分で押し付けられればいいんですが、無理でしょう?」

「は、はい・・・すみません」

再びブリッジをした由紀の腰の下に、箱が入れられた。由紀は自らの手足で体重を支える必要はなくなったが、代わりに腰の自由を失う形になった。再び柴田に腰を抱えられ、鉄球をめり込まされる。由紀はギュッと目を閉じて真っ赤な顔で眉間に皺を寄せている。柴田ががっちりと由紀の腰を固定した。

「はい、いきますよ」

ヴィイイイイィィィ・・・・。再びレントゲン室に機械音が響いた。

「うッ・・・クッ!・・・くぅぅ・・・ッ!」

何とか動こうとする腰を、柴田が両手で押さえつける。萩原と須賀は、由紀が脚を閉じないように両側から膝を押さえている。由紀は腰を引くことも脚を閉じることもできず、最も敏感な突起を振動する小球に密着させたまま耐えるしかなかった。

「少し感度が悪いですね・・・須賀さんこちらもお願いします」

もっともらしいことを言って由紀の膝を押さえる役割を須賀に任せると、萩原は装置を操作した。途端にレントゲン室に一際大きな機械音が響いた。

「ンウウーーーッ!」

由紀が身体をビクリと震わせ、そこに感じる刺激が突然大きくなったことに驚きと恐怖の混じった声を上げる。そんな由紀の様子に興奮したのか、柴田は腰を抱える手に力を込めて目一杯押し付けた。

「ンンン・・・うッ!」

由紀は唇をきつく結んで耐える。そんな由紀の様子に興奮している柴田の肩を、トントンと萩原が叩いた。そしてゆっくりと首を左右に振る。「そうじゃない」とでも言うかのようだ。柴田は一瞬怪訝な顔をしたが、交代しましょうと手振りで示す萩原に大人しく従った。柴田に代わって由紀の腰を押さえ付ける。柴田は絶好の役目を奪われた事に一瞬憤慨したが、ここまでのことを考えついた萩原が一体何を見せてくれるのかに期待することにしたのだ。

「ノイズが入ってるようなので、直接当てますよ」

萩原は由紀に声を掛ける。だが、由紀は途切れることなく襲ってくる刺激に耐えるのが精一杯で、萩原の呼びかけに答えることはできなかった。由紀の返事は期待していないかのように、萩原はさっさと行動を始める。由紀を一旦金属球から解放すると、左腕でがっちりと由紀の腰を固定する。刺激から解放された由紀が大きな吐息を漏らす。萩原はそのまま空いている右手を使って由紀の柔肉を押し開き、包皮に包まれた小さな突起を露にした。

「ッ・・・!」

由紀は思わず息を飲んだ。既に十分恥ずかしい状況に置かれているが、やはりそこを他人に触られるのは嫌だった。だが、ここまで来てしまった以上、もはや逃れることはできない。

(へぇ・・・まだ剥けないのか・・・)

萩原は散々嬲られたにも関わらず、由紀の肉芽が未だにひっそりと鞘に収まっていることに少し驚いた。診察室でのやり取りを知らない萩原は、由紀は処女だろうとは思っていたが、それなりにオナニーくらいはしているだろうと思っていた。だが、先程から嬲り続けているにも関わらずあまり「感じる」という様子を見せないところから、いわゆる「おくて」なのかとも思い始めていた。

そんなことを考えながら、再び金属球に股間を近付けてゆく。少し由紀の抵抗を感じるが、無理な体勢を強いられている14歳の少女に、片手しか使っていないとはいえ大の大人が負けるはずも無かった。包皮に包まれたままの突起を徐々に金属球に近づける。由紀は足の指をギュッと曲げて撮影台を押し、何とか腰を押し戻そうとする。

萩原はタイミングを計っていた。何をするつもりなのだろうという柴田の視線を感じながら、呼吸に合わせてゆっくりと肩を上下させる。幾度かその動きを繰り返した後、萩原が素早く動いた。由紀の股間をぐんっと金属球に近付けると同時に柔皮を指で剥く。「ひっ」という引きつったような由紀の声と同時に、剥き出しにされた突起が音を立てて振動する金属球に押し付けられた。

「アアウッアアーーッ!」

由紀がレントゲン室の外にまで聞こえる程の悲鳴をあげた。同時に身体がガクガクと痙攣する。萩原は由紀の腰を押さえ付け、金属球が剥き出しの突起にギリギリ触れる位置を維持する。すぐに柴田も加勢した。逃げようとする腰を萩原と柴田が押さえ、閉じようとする脚を須賀が割り開いた。

由紀は身を焦がす程の恥ずかしさの中、剥き出しの肉芽から送られてくる強烈な刺激に歯を食いしばって耐える。だが、身体を貫く強烈な刺激よりも、見知らぬ男達に全裸を強制され、身体を好き放題に検査されている事実に由紀の心は苦しんだ。「どうして・・・」脳裏にそんな言葉がよぎったと思った直後、由紀は視界が白く薄れていくのを感じた。

「・・・・・・この子、イッたの?」

須賀が誰に言うでもなく言った。由紀は腰の下から木箱を抜かれ、全身から力が抜けたようにぐったりと撮影台の上に横たわっている。

「いや・・・違うと思う。半分は予想だがね」

由紀の性器を開いて調べながら柴田が言った。