レントゲン2
「え・・・お尻の・・・穴・・・ですか?」
由紀は思わず訊いた。自分の言葉に恥ずかしくなって、耳まで真っ赤になる。
「そう。もっとお尻を上げてください。膝は台から離れてもいいですから。あ、頭は動かさないでください」
「は・・・はい」
よくわからないが、言われたとおりにするしかない。お尻を高く掲げた状態で、空中にある見えない棒の先端を捜す。由紀は自然とお尻を高く上げてふりふりと動かすような形になる。柴田と須賀は、その様子を真後ろから見ていた。もちろんその奥に佇む蕾と、少し開いてサーモンピンクの綻びを覗かせるスリットも丸見えだった。間も無く萩原も加わり、3人の視線が真後ろから由紀に注がれる。
由紀は一生懸命お尻で棒を探したが、なかなか見つからない。真後ろから3人に見られていることで、無意識のうちにお尻の位置が低くなっていた。
「もう少し脚を開いて、お尻はもっと高く」
(こんなことを考えていたのか・・・。しかしレントゲン技師もこなすとは器用な奴だな)
柴田は萩原がレントゲンをやると言った時に何をするつもりなのかと思っていたが、目の前で繰り広げられる美少女の全開尻振りダンスを見て納得した。看護師からレントゲン技師、エコー技師その他マルチな活躍を見せる萩原は、もはや柴田には無くてはならない存在だった。
「もう少し高く。恥ずかしがらないで」
恥ずかしがるなというのは無理な話だった。他人の目の前に自ら尻を高く掲げ、恥ずかしい部分を見せつけるように腰を振るのである。由紀のお尻の位置は少しずつ高くなっていたが、3人は決して傍に行って誘導しようとはしなかった。
由紀のダンスがそれから暫く続いた後、ついに割れ目が棒の先端にある金属球を捉えた。由紀はその位置を見失わないようにゆっくりとお尻を高く掲げてゆく。尾底骨側から冷たい金属球を徐々に割れ目に侵入させる。丸い感触を割れ目の底に感じながら、少しずつ位置をずらしていった。
真後ろからの視線が谷底の蕾に集中する。一旦上がりすぎたお尻が少し下がった後、由紀の腰がピクンと動いて肛門が金属球を捉えたことを教えた。由紀は全身にうっすらと汗を滲ませ、呼吸を乱していた。顔は真っ赤に紅潮し、うなじに髪の毛が張り付いている。
「はい、そのままですよ・・・」
萩原は由紀の傍に来ると、さりげなく由紀の丸い尻肉に触れながら装置を操作する。割れ目の中心を覗き込むと、金属棒の先端に付いた金属球がぴったりと肛門にあてがわれていた。と、萩原が耳を真っ赤にしている由紀を見て言った。
「もう少し強く押し付けて」
「は、はい」
由紀は言われるままに腰を押し出し、息を詰めてぐっと肛門を押し付けた。さすがに中に入ることは無かったが、四つん這いになった全裸の美少女が自ら肛門を金属球に押し付けるという行為を間近で見て、白衣を着ていない萩原は大きくなった股間を由紀に気付かれないようにするのが大変だった。
萩原は、由紀の従順さに満足げな表情を浮かべると、両手で由紀の尻たぶを左右に割り開いた。谷底の恥穴は金属球によってその姿を隠していたが、谷底に向かって徐々にセピア色に染まる肌の色が、金属球の影に隠された恥穴の存在を教えていた。
いかにも何かを調べているかのように、尻たぶを開き、奥を覗き、指でなぞる。由紀の膝から下が、時折ピクリと跳ねる。「ふむ」と唸ってから、萩原が言った。
「少し離してください」
由紀は、そう言われて少し金属球から肛門を離した。
「ああ、造影剤が外に付いちゃってますね」
外というのがどこなのか由紀が理解するより先に、萩原の指先が由紀の肛門を捉える。由紀は、無意識にプルンとお尻を震わせて、そこに触れて欲しくないことをアピールした。だが、萩原の指先は、お構いなしに由紀の恥穴の入り口を掻いた。そして、ほんの数ミリ程度ではあったが、恥ずかしさにきつく閉じられている皺穴に入り込んできた。
由紀の身体が強張ったのが、傍目にも見て取れた。萩原は、由紀の反応を楽しみながら、皺穴の入り口を揉みほぐすようにクニクニと指先を動かした。
(中に・・・入ってる・・・)
僅かとはいえ、排泄孔に男の指が侵入しているのだ。自然と身体は緊張し、意識は萩原の指先の動きに集中してしまう。どうやってもそこに意識を集中せざるを得ない由紀は、萩原の悪戯じみた指の動きを自らの敏感な排泄孔で感じ、受け止めなければならなかった。
「じゃあ今度は頭をこっちにして仰向けになってください」
萩原は由紀の頭を柴田達の方に向けさせて、仰向けになるように指示した。柴田からは由紀の股間は見えなくなり、代わりにおさげ髪によって綺麗に分けられた頭頂部が見える。由紀はピッタリと脚を閉じていたが、すぐ傍で機械を操作している萩原には、ふっくらとした胸と少女特有の無毛の割れ目が丸見えだった。
「はい、背中を丸めてそのまま足を頭の方にぐーっと持ってきて」
萩原はそう言いながら由紀の足を持つと、背中を支えながらぐっと頭の方に持っていった。背中が丸まって腰が高く上がると、柴田と須賀の目に無毛のスリットが飛び込んで来た。
「はい、足は台に着けていいですからね」
そう言って由紀の足を頭の横に降ろさせる。由紀はお尻の穴を天井に向けるようにして、いわゆる「まんぐり返し」の体勢にさせられてしまった。少しバランスが悪いのか、足の先が撮影台から離れてふらふらしている。
「さっきと同じようにお尻の穴を押し付けてください」
「・・・は・・・はい」
由紀は今すぐここから消えてしまいたいほど恥ずかしかった。まんぐり返しという言葉は知らなかったが、全裸になって自ら股間とお尻を高く掲げるこの体勢は、とても検査だからといって割り切れるものではなかった。傍には萩原という男がいて至近距離で自分の股間を見詰めている。そして視界には入らないが、自分の股間がバッチリ見える位置にも2人の人間が居るのだ。片方は女性だったが、由紀はたとえ同性であっても裸を見せるのは恥ずかしかった。
「どうしました?大丈夫ですか?」
由紀がまんぐり返しの体勢のまま固まっていると、萩原が声を掛けて来た。
「す、すみません・・・大丈夫です」
由紀は意を決して腰を高く掲げていった。自分の身体が想像以上に重いことに驚いたが、今度は金属棒が見えているので比較的容易にお尻の穴を押し付けることができた。大仕事を成し遂げた後のように、ふっと大きく息を吐く。身体を折り曲げるような形になっているため、吐いた息が少し苦しかった。
萩原はお尻の割れ目の奥を覗き込むようにして確認する。金属球がぴったりと肛門にあてがわれていた。
「もう少しお尻を上げて・・・金属球が中に入るくらいまで」
由紀は驚いて萩原の顔を見る。視界の隅に自分の脚が見えた。
「さっきは押し付ければOKだったんですが、今度は少し中に入れないとダメなんですよ」
そう言って萩原は少しすまなそうな顔をした。
「な、中にですか・・・?」
「そう、といっても全部は入れなくていいですよ。半分くらいでOKですからね」
上に見える自分の股間に視線を移すと、お尻の穴を直接見ることはできないが、金属球は見えた。改めて見ると、金属球はとても大きく見えた。
「わ、わかりました・・・」
由紀はそう言って腰に手を当てると、ぎゅっと目を閉じてお尻を高く上げた。お尻の穴が金属球に押される感覚に逆らって、力を込めて腰を上に突き出す。勢いをつけて思い切りやったつもりだったが、金属球はほとんど中に入らなかった。気を取り直して再度同じようにやってみたが同じだった。
「手をお尻の横に当てて・・・割れ目を開くようにしながら腰を持ち上げてください」
由紀は言われたとおりにお尻の横に手を当てると、心持ちお尻の肉を引っ張りながら手で腰を持ち上げるようにした。
「そう・・・ゆっくり息を吐いてください・・・」
言うやいなや、萩原は由紀の腰をぐっと押し上げた。由紀の感じる感覚が、押されているという感覚からめり込むという感覚に変わり、肛門を広げられたことによる痛みを感じた。そしてスッと抵抗が弱くなった気がした直後、由紀のお尻の穴は金属球を全てその中に飲み込んでしまった。
「あっ・・・!」
由紀は自分でも全部入ってしまったのがわかった。慌てて抜こうとするが、由紀の肛門はギュッと締まってしまい、持ち主の意思に反して簡単には金属球を放さなかった。
「おっと、それじゃあ入れすぎですよ。少し抜いてください」
「は、はい・・・すみません」
由紀は金属球を外に出そうとして一生懸命お尻を動かし、図らずも再度のダンスを披露することとなった。たが、由紀の懸命の努力も空しく、金属球は一向に抜けない。
「もっと力を抜いて。ゆっくりでいいですからね。はい息を吐いて・・・そう、ゆっくり」
萩原に言われて、由紀は息を吐きながらスローモーションのようにゆっくりと腰を降ろしてゆく。金属球が徐々に出てくるにつれて由紀の肛門がふくらみ、直径の増大に伴って広がってゆく。肛門から金属球が出る時に排泄と似た感覚があるのか、由紀が吐息を漏らした。
「ストップストップ!」
金属球が全て抜けそうになったところで萩原が言った。
「出しすぎですよ。半分くらいは入ってないとダメです」
「す、すみません・・・うっ・・・ンウッ!」
萩原に言われて何とか頑張った由紀だったが、金属球の半分を挿入した直後、急激に小さくなる直径に対応しきれず、再び金属球を全てその中に飲み込んでしまった。
「ほら、それは入れすぎだって言ったでしょう」
「は、はい」
「ほらもう一回。造影剤を出さないように気をつけてください」
由紀は結局萩原が満足するまでお尻の上げ下げを命令され、金属球を出し入れさせられた。そしてその度に他人の前で自ら異物を受け入れる屈辱と、尻穴を押し広げる金属球の感触を味わうことになった。その様子を柴田と須賀には正面から、そして萩原には押し広げられた肛門の皺一つ一つがわかるほどの至近距離から、じっくりと観賞された。