検査
診察の前に、柴田から簡単な問診と説明があった。S大学のネットワーク管理者と会ったのは何時ごろなのか、伝染病という言葉は叔母が理解し易いように便宜上使用したこと、今回のウイルスは感染から時間が経つにつれ他人への感染力が強まること、感染初期はウイルスの検出される部位が移動すること、男性は症状が出ても軽く、女性の方が極端に症状が重くなること、治療は投薬によって行なうこと、今回感染していたとしても、早めの投薬治療により問題なく完治するであろうということ・・・。
柴田の真剣な表情に真奈美はコクリ、コクリと神妙に頷く。説明については大まかに理解しただけだったが、完治するということを聞いて安心したようだった。
「まずは感染のチェックをしますので、容器に唾液を出してください」
柴田がそう言うと、萩原が傍にあったワゴンからガラス製のシャーレを取り、揃えた両膝の上で白い手を重ねて座っている真奈美に向かって差し出した。両手でそれを受取った真奈美は、一瞬戸惑ったような表情を見せたが、すぐに下を向くと容器を口元に持っていった。艶のある髪がサラリと落ちた。
緊張しているのか30秒ほどそのままの状態が続いたが、しばらくしてシャーレにポトリと透き通った液体が落ちた。真奈美のかわいらしい桜色の唇から唾液が糸を引くのを見て、柴田がニヤリと笑う。ちらりと萩原に視線を送ると、萩原も申し合わせたかのように顔に気味の悪い笑みを浮かべた。
真奈美が唾液の入ったシャーレを差し出すと、萩原はそれを持って仕切りの向こうに消えた。カチャカチャという音がして、その後静かになる。少しして戻ってきた萩原が柴田に小さな紙を渡すと、柴田の表情が曇った。
「唾液から少量のウイルスが検出されました。病気の症状は思ったより進んでいるようです」
それを聞いて心配そうな表情を浮かべる真奈美を優しく諭すように柴田は続ける。
「進んだといってもまだ初期段階ですから大丈夫ですよ。ただ、進行状況を把握するために膣粘膜と肛門の検査が必要です。この病気は各粘膜から検出されるウイルス量によって進行状況を判断することができますので」
真奈美は肌を見せることは覚悟していたが、膣と肛門という言葉を聞いてさすがに少し動揺した。病気の治療のためには仕方の無いことだと頭では理解していたが、18歳の少女にとって辛いことには違いなかった。
「あ、このフィルムに付着したウイルスを検出する検査ですから、直接見るわけではありません。安心してください」
そう言って柴田はワゴンの上にあるビニールパックのようなものを指差した。はっきりと形はわからなかったが、中に何か板状の物が入っているのはわかった。真奈美は直接見るわけではないという言葉で少し安堵の表情を見せたが、相変わらず不安そうな視線を柴田に送っている。
「では少し足を開いてここに立ってください」
真奈美は言われるままに肩幅程度に足を開いて椅子の横に立った。萩原がワゴンから先ほどのビニールパックを取り、ビッと音を立てて封を解く。真奈美がちらりと目をやると、幅10センチ程度のプラスチックの板に、コンタクトレンズ程の大きさの丸い透明なフィルムが規則正しく並んで張り付いているのが見えた。萩原はシールを剥がすようにそのフィルムのひとつを取って柴田に渡した。さらにもうひとつ取って自らの手に取った。
「日常生活とほぼ同じ状態での検査が望ましいですから、着衣のまま検査をします。恥ずかしいかもしれませんが、少しの間ですから我慢してください」
コンタクトレンズを着ける時のように右手の中指にフィルムを載せながら柴田が言った。着衣のまま検査すると言われどうやって検査するのだろうかと思ったが、真奈美は両手を胸の前で重ねてコクリと頷いた。
柴田は右手を軽く振ってフィルムが落ちない事を確認すると、中指に載せたフィルムを見ながら真奈美のすぐ前に立った。じっとしててくださいと言いながら、左手で真奈美の制服のスカートを捲り上げた。真奈美の真っ白な太腿が露になり、その上にある純白のショーツが見えそうになる。真奈美は驚いたような表情で一瞬柴田を見るが、柴田は真奈美の視線を無視して淡々と作業を続ける。いつの間にか萩原も同じように後ろからスカートを捲り上げていた。真奈美は両手を胸の前で握って、不安そうな目で柴田の手の行方を追っている。
腰を少し折るように屈めていた柴田の頭が真奈美の手に触れ、真奈美が慌てたように手を縮こまらせる。真奈美から見えないスカートの陰で、柴田と萩原の右手が何かを探すように蠢いていた。
真奈美はてっきりショーツを下ろされると思っていたが、2人の手は予想外の動きを見せた。柴田と萩原の手がショーツの中に侵入してきたのである。手の平を真奈美の側に向けて、まるで痴漢のそれのように侵入してくる2本の手に、真奈美は恐怖に似た物を感じた。
柴田は興奮を悟られないように気を付けながら、スカートを放した左手をショーツのゴムに掛けた。指でショーツのゴムを引っ張りゆっくりと右手を中に侵入させると、ムッとするような熱が感じられた。部屋には空調が効いているが、ショーツに手を入れて直に真奈美の下腹部に触れると、そこがじんわりとした湿り気に覆われているのがわかった。だが、まさか濡れているはずはない。初夏の日差しの下を歩いてきたためだろう。
「下着を脱いで検査をすると、状態が普段と変わってしまいますからね・・・」
屈めていた腰を少し伸ばして真奈美に身体を預けるようにしながら柴田が言った。視線を落とすと、俯いている真奈美の横顔が見える。少し湿り気を帯びた恥毛を掻き分けるようにして指を進めると、中指が柔らかな肉のあわいに触れた。ちらりと真奈美の横顔に視線を移すと、朱に染まったリンゴのようなほっぺにエクボができ、唇がきゅっと結ばれたのがわかった。
真奈美は柴田の手に気を取られていたが、萩原の手が直にお尻に触れる感触で思わず身体を強張らせた。さっき柴田が口にした肛門という言葉が脳裏をよぎる。萩原の手が割れ目に沿って下りてゆき、それにつれて徐々に指が割れ目の間に入り込んでくるのがわかる。と、割れ目に人差し指を掛けるようにして、丸い双丘の右の方をぐいっと寄せられた。真奈美が思わずバランスを崩す。
「動かないでください・・・」
「す、すみません」
柴田に釘を刺され、真奈美が申し訳なさそうに首だけでお辞儀をする。真奈美はもはや身体を密着させていると言ってもいい柴田の右腕にすがりつくような格好になって、ぎゅっと上半身を縮こまらせた。
萩原の薬指と小指が器用に動き、今度は左の方を押さえるようにして割れ目を開き始める。ぐっ、ぐっと尻の割れ目を掻き分けるようにして、指が徐々に奥に入り込んでくる。4本の指で十分に割れ目を押し開いたところで、ゆっくりと中指を谷底に向かって侵入させてゆく・・・。いつの間にか真奈美の小さな身体は、2人の男に前後から挟み込まれるような形になっていた。
柴田は中指をスリットに沿って押し当てたまま人差し指と薬指で柔らかな大陰唇を捉えると、柔肉をぐっと外側に割り開いた。伸ばした中指をゆっくりと曲げ、肛門側から徐々に登るようにスリットのあわいをなぞる。と、その指先が少し無理矢理な形で小陰唇の間にこじ入れられ、真奈美の膣口を捉えた。真奈美はビクリとして反射的に腰を引いたが、その拍子に今度は萩原の指が谷底の蕾に触れた。
自分の身体の中で最も恥ずかしい2つの穴に男の指が触れている。顔から火が出そうなほどの恥ずかしさに真奈美は小さな身体をますます縮こまらせた。下を向いているのではっきりと表情はわからないが、真っ赤に染まった頬と耳が真奈美の感じている羞恥の強さを物語っている。検査用のフィルムを着けているとはいえ、そのフィルムは非常に薄く、大きさもコンタクトレンズ程度しかない。男達の指は直に触れていると言ってよかった。
「少し我慢してくださいね・・・」
そう言いながら柴田は、ツン、ツンと指先を押し付けるように動かした。指先を動かす度に、外陰部全体がヒクン、ヒクンと反応するのがわかる。大陰唇を割り開いていた指はいまや小陰唇を捉え、普段柔らかな肉のあわいに収まっているその肉襞を、引き伸ばすような形で外側に引っ張っていた。萩原も、ぐっ、ぐっと蕾が少し開くくらいに指先を押し付け動かした。2人の指の動きに反応しているのか、キュッ、キュッと蕾が窄まる。2人は真奈美に興奮を悟られないよう努めて冷静に振舞いながら、18歳の少女の柔らかな感触と初々しい反応を楽しんだ。いつの間にか萩原の左手は回り込むようにして真奈美の内腿を、柴田の左手はショーツの上からではあったが、柔らかな尻に添えられていた。
(少し・・・入ってる)
男達の指が少しではあるが中に入っているのはわかっている。だが、ウイルスの検査と言われている以上、真奈美はどれだけ恥ずかしくても自らの2つの穴で男達の指を受け止めなければならないのだ。頭の中で別の事を考えようとしても、断続的に襲ってくる刺激で現実に引き戻される。2人の指の動きはそこまで計算した上でのものだったが、もちろん真奈美にはわからない。
2人の男に挟まれ、眉を顰めて震える少女。時折はぁっと吐かれる吐息も手伝って、これが満員電車の中であれば間違いなく痴漢にしか見えなかっただろう。だがウイルス検査という言葉を目の前にちらつかせることで、男達は少女を手玉に取ることに成功していた。
真奈美にとって永遠とも思える時間が過ぎた後、ようやく2人は獲物を解放した。その間真奈美は指を深く挿入されることこそ無かったが、前後から身体を密着させられた状態で逃げることも抵抗することも許されず、体勢を直すよう言われては内股をまさぐられ、尻を撫でまわされ、前後の割れ目を開き直された。さらに、動かないよう注意されては熱い息をうなじや耳穴に吹きかけられ、恥ずかしい2つの穴を責め続けられたのである。少女特有の甘い香りと初々しい反応が男達に検査時間延長という判断をさせたのだが、18歳の純真な少女には知る由もなかった