不浄の引き受け1

住職さんに連れられて、女子が裏から1人1つずつマットを運んできた。これからそのマットの上で不浄を引き受けてもらうことになるんだ。女子たちは丸めたマットを重そうに抱えながら、それぞれ不浄を引き受けてくれる男子の前にやってきた。

「それじゃ、ご挨拶して不浄を引き受けてもらいましょう」

住職さんが言った。ひなさき様では完全に男子の立場が女子より上で「男子に不浄を引き受けていただいている」というのが女子の立場だった。だから、不浄を引き受けてもらう時や頼みごとをする時なんかは、女子が男子にちゃんとお願いをする必要があった。男尊女卑っていう昔の風習を引き継いでいるからなんだそうだ。女子は男子に不浄を引き受けていただいて、ひなさき様の掃除をさせていただくっていうのが正しい解釈になるのかな。

僕は、まず麻美の不浄を引き受けることにした。麻美と絵美ちゃんを同時にすることもできなくはなかったけど、それは勿体無い気がした。これから夕方まで、男子は一生懸命女子の不浄を引き受ける。まだ日は高かったし時間はたっぷりあったけど、七瀬姉妹の身体に触れると思うと僕はいてもたっても居られなくなった。

「それじゃ、麻美はここに寝て。絵美ちゃんはちょっとそこで見てて」

絵美ちゃんは名前を呼ばれてびくっとしたけど、すぐにホッとしたような表情を見せた。姉妹で仲良くマットを並べて、僕から見て奥に絵美ちゃんが座り、手前に麻美が横になった。周りではそれぞれがマットを広げて横になり、その傍に男子が陣取っていた。

今年で4回目のひなさき様だったけど、麻美の不浄を引き受けるのは初めてだった。高校1年になった15歳の身体は、他の女子に比べて随分大人びて見えた。胸は柔らかそうにふくらみ、身体のラインがふっくらとした曲線を描いていた。さっき住職さんに毛を剃られて、ぴったりと閉じたあそこが丸見えになっていた。整った顔と身体、透き通るような白い肌は、真面目で優しい麻美にぴったりだと思った。

「不浄の引き受けをお願い致します」

仰向けのまま、少し震えた声で麻美が言った。あくまで麻美はお願いする立場で、僕は不浄を引き受けてあげる立場なのだ。毎年この瞬間はたまらない優越感を感じた。絵美ちゃんは一通りやり方を聞いてはいるんだろうけど、実際どうすれば良いのか姉のやり方を一生懸命に見詰めていた。

僕はまず麻美の横に座ると、ボブカットの髪をさらりと撫でて耳を露出させた。

「右を向いて」

そう言うと、麻美は首だけを動かして右を向いた。左耳が真上を向く形になり、傍に座る僕に差し出された。女子は不浄を引き受けていただく立場だから、男子の言うことには基本的に従わなければならない。極端に言えば、ここでいやらしいポーズを取らせたりすることも可能だった。

僕は露になった麻美の耳にキスをした。そして耳たぶを唇で挟んで引っ張ったり、唇で撫でたりした。麻美が大きく息を吐く音が聞こえた。僕はさらに麻美の耳にキスをすると、耳の穴に舌を入れて舐めた。麻美がびくっとしたのがわかった。

不浄を引き受けるなんて仰々しく言ってるけど、要は女子の身体にキスをして、舐めたり吸ったりすればいいんだ。もちろん手で触ってもいいんだけど、不浄を引き受けるには口で吸う必要があった。どこに何をするかは基本的には男子の自由だけど、おっぱいとあそこにある小さな突起だけは必ず吸わなきゃいけない。こんな感じだから、今年は誰の不浄を引き受けることになるのか色々思いを巡らしてしまうのは、健康な男子としては当然だったんだ。

不浄を引き受けるのは基本的に口なんだけど、例外もあった。お尻の穴とあそこの穴だ。そこは口で不浄を引き受けることはできなくて、「おはせ様」って呼ばれる木の棒を入れることになっていた。ただ、女子のあそこの穴は2つあって、オシッコが出る穴はおはせ様を入れるんだけど、もう1つの穴はおはせ様を入れちゃいけない。そこは神聖な場所だから、不浄を引き受ける必要はなかったんだ。

麻美の耳にキスをして、少し歯を立てて噛んだ。麻美は「んっ」と鼻から抜けるような声を出した。再び上を向かせて、目を閉じさせる。ツンとした鼻を僕の鼻で突付きながら唇を重ねた。女の子の唇の柔らかい感触が心地良かった。「ひっ」ていう引きつった声が聞こえたけど、それは麻美じゃなくて多分絵美ちゃんの声だった。

麻美のほっぺを手で押さえて、少し口を開かせる。開いた隙間から舌を入れて上顎や歯茎を舐め、麻美の甘い味を味わった。麻美の鼻息が少し荒くなる。最後に麻美の舌を味わってから唾液を流し込んだ。麻美の喉がコクンと鳴った。この村の子供たちは、遅かれ早かれひなさき様でファーストキスを奪われる。僕はファーストキス云々で何も思うことは無かったけど、他の子はどうだったんだろうとふと思った。

僕は麻美の右耳も唇で優しく撫でると、首筋から鎖骨の下まで満遍なくキスをした。麻美は露骨に嫌な顔はしなかったけど、時折びくっとしたり、コクリと唾を飲み込んだり、すごく緊張しているのは間違いなかった。

以前ふざけ半分でひなさき様について学校で訊いた時、「いやに決まってるでしょ!」って叫んだ後、わっと泣き出したのを憶えてる。男子は毎年楽しみにしている行事だけど、女子にとっては同じ村に住んでるっていう共通点しかない男子に自分の裸を弄くり回される憂鬱な行事なんだって、同じ教室にいた別の学年の子が怒ったように言っていた。

麻美はクラスメートである僕にキスをされてもじっとしている。ここで抵抗すると、住職さんのお尻叩きの刑が待っているからだ。初めてひなさき様に参加する子は、大体お尻叩きの刑を味わうことになる。そしてその後は大人しくなるんだ。昔泣き出して家まで逃げた子が居たけど、親に連れられてまたやって来たっけ。その後にあったお尻叩きは、僕も麻美もその場で見ていたけど本当に凄かった。何せ男子全員に体中を押さえつけられて、お尻の穴まで棒で叩かれたんだから。

麻美の胸のふくらみを手で優しく握る。ふくらみの中腹くらいから舌を這わせて、徐々にその頂点に近づいてゆく。立ち昇る甘い香りにくらくらしながら、ピンク色の小さな突起を舌で突付いた。麻美が顔を横に向ける。大体どの子もここを弄ると反応するんだ。

ピンクの豆のような突起を舌先でこねた後、口に含んだ。チュウウと音を立てて吸いながら、口の中でその先端を舐める。手に力を入れておっぱいを絞り出すようにしてから、口の中のお豆に少し歯を立てた。

「うンッ!」

麻美が押し殺したような声を出した。お豆を口に含んだまま横を見て麻美の顔に視線を送ると、少し眉間にシワが寄って、綺麗な眉毛がハの字になっていた。普段真面目で優しい麻美のそんな表情を見て、僕は少し意地悪がしたくなった。

お豆を口に含んだまま、右手でもう一方のお豆をつまむ。左手を伸ばして、麻美のあそこのスジをスッ、スッてなぞった。逃げることができない麻美は、眉間のシワを一段と深くしてふるふると首を振った。そうしておいてもう一方のおっぱいにもキスをして、お豆を口に含んで吸った。今度は奥歯で噛んだりもした。

麻美の手が僕を掴みそうになったけど、手は上がりかけたところで止まった。ちらっと横を見た時に麻美と目が合ってしまった。麻美がすぐに目を逸らしたけど、僕も恥ずかしくてすぐに目を逸らした。

ふと前を見ると、少し青ざめた顔で絵美ちゃんがこっちを見ていた。