感覚検査1
感覚検査───初めて聞く言葉だった。由紀はいったい何をされるのか不安そうに柴田と須賀の顔をかわるがわる見た。
「大丈夫よ。簡単な検査だから」
由紀の不安を察してか、須賀が言葉をかける。
「このアイマスクをしてください」
柴田に黒いアイマスクを渡され、由紀はちらりと須賀を見る。
「これから正常な感覚を持っているかどうかの検査をするの。主に触覚に関する検査よ。目で見て答えたら意味がないから、目隠しをしてもらうことになってるの。心配しなくても大丈夫よ」
そして案の定由紀は急かされるようにしてアイマスクをかけられた。
「先生、どちらからやりましょうか」
「ん、肛門からにしよう」
肛門という言葉を聞いて由紀は不安になる。アイマスクで視覚が閉ざされている分、その不安はより大きく感じられた。
「由紀ちゃん、さっきと同じように両足を手で持って足を開いて」
由紀がもじもじしていると、ほらというように須賀が足を開かせる。由紀が膝の裏を抱えてM字開脚の体勢になると、さっと腰の下にクッションのような物が入れられた。由紀のお尻が高く掲げられ、お尻の穴が少し上を向くような形にされる。
「今からピンセットで肛門の周りをつまみますからね。つままれたと感じたら、はいと言ってください」
「は・・・はい」
由紀が顔を真っ赤にしながら掠れるような声で返事をすると、柴田は横にあったワゴンから長めのピンセットを取った。カチャカチャという金属音に、由紀の胸が不安で爆発しそうになる。
「はい、いきますよ」
柴田の声を聞いて、由紀はアイマスクの下でぎゅっと目を閉じる。診察室にしばしの沈黙が訪れた。自分の鼓動が聞こえ、自らを落ち着かせるようにゆっくりと息を吐く。由紀はじっと待っていたが一向に何も起こらないので、どうしたのだろうと思った。と、突然肛門の少し左、シワのようになった部分をギュッとつままれた。
「アアーッ・・・!はっ・・・はいっ」
肛門のすぐ近くに痛いような冷たいような感覚を覚え、思わず声が漏れる。間髪を入れずに今度は右側をつままれた。
「はッいっ」
ピンセットでつままれるとお腹に力が入ってしまい、どうしても声が詰まったような返事になってしまう。
「ふむ。じゃあ今度は肛門からの方向で言ってください。右とか左とか」
由紀がかわいらしい唇を少し開いて、こくりと頷く。柴田はちらりと足の間から見える由紀の顔を見る。頬が紅潮して耳が真っ赤になっているのを見て満足げな笑みを浮かべると、視線を肛門に移しおもむろにピンセットでシワをつまんだ。
「っ・・・!右です・・・」
由紀が懸命に答える。再び柴田の手が動く。
「ひっ・・・左・・・下です」
「つまんだ時にあまり力を入れないでください」
敏感に反応する由紀を見て、柴田が意地悪く言う。視界を奪われた状態で突然襲ってくるピンセットに怯えるように、由紀のアヌスがヒクヒクと収縮した。ちらりと須賀を見ると、須賀もニヤリといやらしい笑みを返してきた。再びピンセットが動き出す。
「はぁうッ!」
すぼまりの中心にごく近い所をつままれて、先ほどより幾分高い声を出してしまう。
「はい、は一つ前の検査ですよ。方向で言ってください」
「す・・・すみません。う、上です」
肛門の周りのシワをピンセットでつままれるなど、普通なら一生経験することはないだろう。恥ずかしい部分を病気でもないのにいいように弄られながら、精密検査という名目がある以上文句を言う事はできない。左手で割れ目を押し広げられ少し変形した由紀の肛門の周りを、弄ぶように柴田が次々とつまんでいく。由紀はピンセットでつままれる度にピクン、ピクンと反応し、懸命に方向を答えるのだった。
「はい、それじゃあ他の場所も検査しますからね。触られたり、つままれたと感じたら、その場所の名前を答えてください。いいですか?」
由紀の肛門を十分に堪能した後、柴田は次の検査の説明を始める。柴田の言葉に由紀が小さくはいと返事をする。頬は紅潮したままで、少し息が荒くなっている。
「須賀くん、そっち側を任せてもいいかな?」
「わかりました」
須賀はワゴンからピンセットを手に取ると、由紀の横に椅子を持ってきて座った。柴田は由紀の股間を正面に見る位置に、須賀は由紀の胸を横から見る位置に居ることになる。柴田はワゴンから絵筆のような細い刷毛を取ると、椅子を引いて座りなおし、一つ咳払いをした。アイマスクをしている由紀は柴田が須賀に何をまかせたのかもわからず、カチャカチャという金属音や、椅子を引きずる音に不安を募らせる。
「始めますよ」
柴田はそう言うと、由紀の愛らしいおヘソの窪みを刷毛でくすぐった。
「ひっ・・・!」
由紀は予想外の場所にくすぐったい刺激を感じて、思わず声をあげて足を閉じてしまう。柴田の腕が太腿に挟まれ、白衣越しに由紀のやわらかな感触が感じられた。
「だめよ、由紀ちゃん。ちゃんと足を開いてないと」
そう言って須賀は再び由紀の両足を左右に開かせた。
「今、触れたのはわかったみたいね。場所はどこかわかる?」
「あ・・・おへそ・・・です」
「そうね。さ、どんどんやるわよ。あまり時間をかけさせないでね」
そう言って須賀は再び由紀の横に陣取った。須賀に釘を刺されて由紀は悲しくなった。人前で裸になるだけでも恥ずかしいのに、体中を弄り回されるのだ。中学2年生の女の子にとってそれがどれほど辛いことなのか、同性の須賀はわかってくれていると思っていた。なのにそんな風に言われると、急に突き放されたような気がした。
由紀が落ち込む間もなく、今度は須賀の右手が動いた。目の前にある由紀の双丘の頂点、その突起を丸く囲む桜色の乳輪をピンセットでつまみあげる。
「あうッ・・・!」
「あう、じゃないでしょ。どこをつままれたの?」
「ち・・・乳首・・・です」
「うーん、少し違うわね。ここはね、乳輪って言うの。乳首の周りの部分よ」
「はい・・・」
由紀とて乳輪という言葉を知らなかったわけではない。ただ、そこまで細かく言う必要があるとは思っていなかったのだ。
「じゃあここは?」
そう言うと須賀は反対側の胸の頂点にちょこんとついている小さな突起をつまんだ。
「ち・・・乳首です」
「どっち?右?左?」
そう言ってピンセットを挟む指に力を込める。2つの金属板に押される形で、小さな突起が変形し押しつぶされる。
「あいっ・・・!左です!」
「あ、ごめんね。痛かった?そうよ、左の乳首で合ってるわ」
須賀は白々しく謝ると、由紀の乳首を放した。ふと横を見ると柴田が「やりすぎじゃないのか?」と少しあきれたような薄笑いを浮かべている。須賀はフンと鼻で笑うと、「今度はあなたの番よ」とでも言うかのように由紀の股間を顎で指した。