投薬2

「よく頑張りましたね。少し休みましょうか」

真奈美は薬剤塗布という悪戯行為に耐えることで気力を使い果たし、強制導尿という形ではあったが我慢していたものから解放されたことで、呆然とした表情で天井を見詰め、ハアハアと大きく息をしながら診察台の上に横たわっていた。下半身裸であるという意識はあるのか、膝を擦り合わせるようにして脚を閉じている。閉じ合わされた脚の間から伸びるカテーテルが、夏服の上着にソックスのみという服装も相まって、何とも言えない卑猥さを醸し出していた。

そのままでいいので聞いてくださいという声の後に、柴田がこの後の事を説明し始めた。器具を使って便を採取し、その後肛門から座薬を挿入するということだけはかろうじてわかった。なぜそうするのかはわからなかった。肛門という言葉に無意識に反応したのか、蕾がキュッと窄まった。

暫くして息も整った真奈美からカテーテルが抜かれ、うつ伏せになって肘と膝を立て、お尻を高く掲げる姿勢が命じられた。時間が経ったことで落ち着きを取り戻していた真奈美は何とかその姿勢を取ったが、恥ずかしさで脚が小刻みに震えていた。追い討ちを掛けるように脚を開かされ、肩を押さえられ、お尻を一層高く掲げる体勢にされてしまった。

柴田と萩原は真奈美の高く掲げられたお尻の方へ回り、真っ白で適度な弾力を秘めた双丘と、その間にひっそりと息づく蕾を観賞した。真奈美のそこは、排泄に使われているとは思えないほど可憐だった。脚を開いてお尻を高く掲げさせられたことが、肛門だけでなくほんの先ほどまで嬲られ弄び尽くされた器官をも男達の好奇の視線に晒していた。

男達は真奈美の白尻と蕾の可憐さ、そして嬲り尽くしたと思ったにも関わらず数刻前と変わらぬ美しさを見せる合わせ目にゴクリと唾を飲んだ。

真奈美は診察台に耳をつけるような形で目を閉じている。恥ずかしい小穴が集まったその部分が今どういう状況に置かれているのか理解してはいたが、病気の治療である以上、真奈美に許された行動はじっと投薬開始の時を待つ事しかなかった。

「開きます」

柴田の声がしたと思った直後、高く掲げられた双丘に手が触れ、真中から左右に思い切り割り開かれた。

「痛っ!」

開いた状態からさらに無理矢理割れ目を開いたことで、その奥にある小穴が少し広がって伸びている。そして、広がったその敏感な器官に生暖かい風が断続的に送られ始めた。真奈美はそれが一体何なのか一瞬わからなかったが、すぐにその正体を確信した。呼気である。柴田が割り開いたそこに顔を寄せ、臭いを嗅いでいるのだ。

「いやぁッ!」

「動かないでください」

真奈美がお尻を振って逃げようとするが、間髪を入れずに萩原が横から肩を押さえつける。治療ということで今までじっと我慢していた真奈美も、肛門の臭いを嗅がれるというおよそ普通では考えられない状況に、思わず悲鳴をあげてしまった。肩口から見える萩原の手がゴム手袋をはめていないことは明らかだったが、あの時もやっぱり素手だったのだと振り返る余裕は真奈美には無かった。

柴田はわざと鼻を鳴らして臭いを嗅ぎ、口から息を吐く。その音に真奈美は嫌でもそこの臭いを嗅がれていることを意識せざるを得ない。柴田の口から吹きかけられる生暖かい呼気に、小穴がヒクヒクと反応した。

「少し臭いますが・・・まぁ大丈夫でしょう」

落ち着いた調子で柴田は続ける。真奈美は身体の中で最も臭いを嗅がれたくない場所の臭いを指摘され、恥ずかしいという気持ちを通り越して屈辱に似たものを感じた。何故臭いを嗅ぐ必要があるのか真奈美に知らされることは無かった。柴田は真奈美のお尻から手を離すと、金属製の棒のようなものを手に取った。

「はい、便を取りますからね」

金属棒にゼリーのようなものを塗りながらそう言うと、柴田は真奈美の可憐な窄まりに金属棒をブスリと差し込んだ。

「うッ!」

新たな侵入者に真奈美のそこは敏感に反応した。金属棒はさして太い物ではなかったが、その侵入を拒むようにきつく締まる。柴田が金属棒を少しずつ挿入する度に、まるでキュッ、キュッという摩擦音が聞こえてきそうなほどであった。真奈美は眉をきつく顰めて歯を食いしばり、身体の中に徐々に入り込んでくる冷たさに耐えていた。

と、柴田が金属棒を真奈美の肛門から抜いた。一瞬、真奈美の顔に安堵の表情が浮かぶ。が、次の瞬間、今度は2本の金属棒が差し込まれた。

「はぅッ!?」

終わったと思ったところに再度侵入され、驚いたような声が出てしまう。白いソックスを履いた足がビクッと跳ねた。2本の金属棒が中でぶつかり、カチャカチャという音を立てる。真奈美は金属棒が動く度に息を詰め、動きが止まるとはぁっと息を吐いた。さっき入れた時に便は取ったんじゃないの?どうしてまた入れるの?そんなに動かさないで・・・疑問や叫びが頭に浮かんでは消える。だが真奈美がどれだけ疑問を持っても、その疑問が口から出ることは無かった。病気の治療という言葉と、専門家と素人という立場の違いは、それほどまでに絶大な威力を持っていたのである。そんな真奈美の苦悩を嘲笑うかのように、柴田の手によって操られた金属棒が小穴を蹂躙した。

金属棒を素早く出し入れする。2本の金属棒で小穴を広げ、小さく開かれた入り口から息を吹き込む。スープをかき混ぜるようにグリグリと動かす。いつの間にか萩原の手も割れ目の内側に入り込んでいる。「うッ」、「はぁッ」という短く押し殺したような声が、金属が触れ合う音に混じって部屋に響いた。柴田は2本の金属棒を使って小穴の変形と真奈美の反応を思う存分楽しむと、ようやく便を容器に取った。真奈美の身体から力が抜けると、丸い尻肉がぷるんと震えて、割れ目に添えた萩原の指を挟み込んだ。

柴田は金属棒を置くと、今度は先端が少し太くなったミサイルのような座薬を取り出した。その間も萩原の手は、18歳少女の柔尻の感触を楽しむかのように真奈美の割れ目を捉えたまま離れなかった。

「座薬を入れますので、力を抜いてください」

金属棒が肛門から抜かれた時点で既に真奈美の身体は脱力していたが、柴田は形式的に声を掛けた。あくまで医師という立場と、治療という建前は崩さない。真奈美はかろうじてお尻を高く掲げてはいたが、今にも倒れてしまいそうだった。萩原の手がお尻に触れているのは気付いていたが、何も言えなかった。

「これで最後ですからね・・・」

柴田の言葉に少しの希望を見出し、真奈美は何とか体勢を保つ。だが顔は紅潮し、全身にびっしょりと汗をかいて、垂れた髪が汗で頬に張り付いている。肉体、精神共に通常の状態でないのは明らかだ。

柴田は座薬を挿入しようとして、ふとその手を止めた。萩原がうらめしそうに見ていたのだ。俺にもやらせろというのだろう。このようなセクハラじみた医療行為において、萩原は柴田の片腕と言っても良かった。柴田は今まで何度と無くこのような行為を行なってきたが、それは良き協力者である萩原が居たからこそ可能だったともいえる。当たり前だが他の看護師ではこうは行かない。柴田は苦笑すると、座薬を萩原に渡した。

萩原はニヤリとして座薬を受取る。柴田は診察台を挟んで萩原と反対側に移動した。2人が真奈美のお尻を横から挟むような位置関係になった。柴田はゴム手袋を外すと、準備OKだとでも言うようにコクリと頷いた。

ピタリと座薬の先端が入り口にあてがわれる。先ほどの金属棒とは比べ物にならない太さである。萩原が徐々に指に力を込める。小穴の周囲の肉を巻き込むように、少しずつ座薬が真奈美の中に入ってゆく。真奈美はぎゅっと握った両手の間に顔を埋めるようにしている。僅かに見えるその横顔から、目をきつく閉じて歯を食いしばっていることが見て取れた。

「きついですね・・・少し触りますからね」

何か思いついたような顔で柴田が言った。そして萩原に目配せして右手の親指を肛門の傍にあてると、大きく手を広げて中指を真奈美のスリットにあてた。柴田の右手が真奈美の外性器を覆うような形になる。萩原は座薬の挿入を中断した。柴田は器用に中指を動かすと、真奈美の敏感な突起を探りあてた。真奈美の身体が一瞬ビクリとする。正面に視線を移すと、萩原がこれでもかというほどいやらしい笑いを顔に浮かべていた。柴田と萩原は、真奈美の身体の中で最も敏感な部分がそこであることを確信した。

萩原は柴田がそこを責め始めるタイミングを今か今かと待ち構えていた。同時に座薬の挿入を再開することで、性感帯を刺激して座薬挿入を容易にしたという建前が成り立つのだ。柴田は自らを落ち着かせるように深く呼吸すると、突起を覆っている柔皮を一気に剥き上げた。同時に真奈美の腰がビクリと跳ね、それが合図とばかりにズブリと座薬が挿入された。

「ひぐぅッ」

身体の中で最も敏感な突起への刺激と最も恥ずかしい穴への座薬の挿入が同時に行なわれ、真奈美は苦痛と驚きが入り混じったような悲鳴をあげてしまう。一瞬顔を上げて何かを言おうとするが、すぐに真っ赤になった顔を診察台に埋めてしまった。

「はい、しばらくそのままの状態でお願いします」

病気を治すため、感染を広げないために必要なことだとわかっているつもりだ。だがここで行なわれている行為は真奈美にとってとても辛く恥ずかしいものだった。それを行なっているのが男の医者と看護師であり、この部屋に女は自分しかいないという事実が尚更真奈美の気持ちを追い詰めていた。今行なわれている行為は病気の治療で、それに関して自分は素人だ。身体を物理的に拘束されているわけではないが、抵抗や口ごたえは出来るものではない。どれだけ恥ずかしく屈辱的な治療であっても、それを甘んじて受け入れるしかなかった。

そんな少女の気持ちを見透かしたように、2人の男はこの後も座薬が出てきたなどと難癖を付けては尻穴に指を入れ、きつくて入らないと言っては敏感な突起を弄んだのである。

1時間以上に渡る「治療」が終わり、帰ろうとする真奈美に絶望的な言葉が告げられた。明日以降も大学病院での治療が必要であると言うのだ。明日から学校帰りに大学病院に来るように言われた真奈美は、それに従うしかなかった。

それから数回行なわれた「治療」では、この日行なわれたものと同様の行為の他に、外陰部や肛門への刷毛を使用した薬剤塗布、3穴同時投薬、外陰部や臀部への注射、全裸での内診台検査、研修医の参加などが行なわれたという。なお、社会科見学で真奈美と同じ班にいた男子生徒は、ごく簡単な検査を受けた後すぐに解放されたという。